2021年7月30日

チルな世界へ導くジャジーなピアノはまだ続く ~i remember this picture By Kiefer~ (2021 Release)


色気があって、甘さもあり、そしてやわらかい……。アメリカのジャズ・ピアニストであり、ビートメイカーでもあるキーファーが奏でるジャジーなピアノの音はそんな風に響いています。このピアノの心地よさには抗えません。

このシングル作品でもそのムードはじゅうぶんに味わえます。レコードよりも少し尺が長くなった「ホウェン・セアズ・ラヴ・アラウンド」のライブ映像の心地よさといったら! ぜひライヴ映像も見てください。





2021年7月29日

クールに、しなやかに躍動するハウス・ミュージック ~Let's Sing Let's Dance By Park Hye Jin~ (2021 Release)


韓国の女性クリエイターであるパク・ハイジンが、クールでほんの少し甘いムードが混じったディープ・ハウスを聴かせてくれています。しなかやかなリズムとささやくような歌声、切なさを含んだピアノのフレーズがいい感じ。クールという言葉はこの音楽にこそ使いたい!

2021年7月18日

デトロイト・ハウスの魂を残して ~i​.​heard​.​Love By Reggie Dokes~ (2021 Release)


デトロイト・ハウスの神髄……、とはこれでしょうか。ストイックな、引き締まった、そして男気溢れる……、そんな印象を受ける、そんな言葉で表現したくなるハウス・ミュージックです。作者はアメリカ・デトロイトのハウス・シーンで活動してきたレジー・ドークス。

引き締まったリズムの上にピアノやフルートなどの楽器、または歌が乗っていく作りの曲が中心です。シンプルなリズムや短い尺のメロディなど、どれをとってもクールであったり、色気があったりして、これこそが1980年代から活動してきたというベテランであるドークスの技でしょうか。

2021年7月14日

しっとりと滑らかに、そしてダンサブルに ~Fresia Magdalena By Sofia Kourtesis~ (2021 Release)


端正というか、スマートなのだけれど、どこかネジれた……? そんな印象を受けるハウス・ミュージック。フォー・テットやDJコーツェっぽいと言われるのも分かります。良質なエレクトロニカの心地よさとダンサブルなハウスの気持ちよさが半々ぐらいのバランスで混じり合った音楽を展開しています。

作者はペルー出身でベルリンを拠点に活動しているという、ソフィア・クルテシスなる女性クリエイター。5曲で構成されたEP作品です。しっとりとした質感の音が全編を埋め尽くし、リリカルな雰囲気を漂わせる、落ち着いていてダンサブルでもある曲が並んでいます。



2021年7月11日

揺らめくジャズ・ファンクに身をゆだね…… ~Sunshine Radio By Tommy Guerrero~


ユルい、しかし芯の通った、ファンキーとジャジーの隙間を行くジャズ・ファンク。全曲インストゥルメンタル。陽炎のようにユラりと揺れる乾いた質感の音が気持ちよく響き、そんな気持ちのいい音がゆったりとしたテンポで、ずっと同じテンションで続いていきます。

作者はプロのスケートボーダーとしても知られる(とはいっても、わたしにはミュージシャンというイメージしかないのですが)、サンフランシスコ出身のトミー・ゲレロ。ギター、ベース、ドラム、パーカッション、キーボードなど多くの楽器をゲレロ一人が担当しています。

少しクルアンビンっぽいところもあり、さらにはユルいトータス……、と言えなくもないような気もします。