2014年6月30日

空中を漂う煙のようにユラユラと…… ~BRAINER Mix :: Budamunk - In The Zen~


日本人ビートメイカー/DJであるブダモンクのミックスがアップされていました。イギリスのBrainer Magazineというメディアのミックス・シリーズに提供したもののようです。無料でダウンロードできます。

メロウなヒップホップ、あるいはブーム・バップというんですかね、そういった音楽を軸にしたミックスです。暖かみのある太いビートと、ギターやキーボードのメロウなフレーズがとても心地よい。空中を漂う煙のようにユラユラと、ユルくユルく進んでいく。このユルいテンポもいいですね。

ヒップホップが好きな人はもちろん、ジャズが好きな人にもおすすめです。ジャズ好きの人がこういう音楽のことをどう思うのか、ちょっと気になります。



Tracklist:
1. Budamunk - Let It Flow (Lost Budamunk Files)
2. Keentokers - After Shock (The Fresh Speech)
3. Budamunk - Wednesday Dub
4. Budamunk - Boom Bap Theory feat. Joe Styles (Boom Bap Theory)
5. Soul Jugglerez - Guess Who (Tongues of Terror)
6. Budamunk - Survival Tactics (Boom Bap Theory)
7. Budamunk & Joe Styles - Black Prophet (Budastyles Classics)
8. Laidlaw - Four (Tongues of Terror)
9. Budamunk - Jazz Cafe (Lost Budamunk Files)
10. Budamunk & Joe Styles - Cute Hoes (Budastyles Classics)
11. Green Butter - Velvet Sofa (Get Mad Relax)
12. Budamunk x Takumi Kaneko x mimismooth - TuWa
13. Joe Styles - The Long Wait (Goodbye Darkness Hello Light)
14. OYG - What Is (Now…Then, Again)
15. Budamunk x Takumi Kaneko x mimismooth - Sailing To The Moon (First Jam Magic)

2014年6月29日

グラストンベリー・フェスティバル ライヴ映像


グラストンベリー・フェスティバルは今日(6/29)が最終日のようです。ライヴ映像がアップされていたので、その中のいくつかを下に貼ります。

ジ・インターネット 洗練されてるなー。


デ・ラ・ソウル バンド・セット!


ジェイク・バグ


2014年6月28日

暖かい日差しのようなアンビエント ~Stretch Out Summer 2014 by Mark McGuire~


2013年に解散したアメリカのバンド、エメラルズのギタリストとして活動していたマーク・マグワイアが22分32秒・ワントラックの音源をアップしていました。無料でダウンロードできます。

フワフワと空中に浮き上がっていく電子音と、きらびやかな光のようなギターのフレーズが重なり合う、暖かい日差しを浴びている気持ちにさせるアンビエントです。ほんわかとした雰囲気がいい感じ。ボーッとしながら聴いていると、ウットリしてしまいます。ほんとに気持ちいい。



2014年6月27日

Khryo ライヴ映像 ~Khryo • SP404 Live set • LeMellotron.com~


昨日はフランスのビートメイカー/ギタリスト、Khryoがアップしていたミックスなのか何なのか分からない音源を紹介しました。今日はKhryoのライヴ映像を紹介します。

たゆたうようなユルい感じはあるのですが、プレイにメリハリがあるので、ガチッと引き締まった印象を受けます。チルアウトっぽいところがありつつ、アグレッシヴなビートもある、といった感じですね。かっこいい。



2014年6月26日

ゆったりとした、ねっとりとしたビート ~Khryo for ℳixed ℱeelings~


フランスのビートメイカー/ギタリストであるKhryoが音源をアップしていました。12分32秒の音源で、ミックスなのか何なのか、イマイチ分かりません……。まあ、細かいことは置いておいて、内容はとてもいいので紹介します。

ゆったりとしたテンポのフューチャー・ソウルっぽい音楽を聴かせてくれます。重油を思わせるねっとりとした感触のビートと、きらびやかなウワモノが絡み合っていくといった感じ。チルアウトやダウンテンポのようなところもあります。

この音源を特徴付けているのはネバっこくて重い音ですね。テンポがただゆっくりなだけではない、壁に張り付きそうな、地面に絡み付きそうな、そんな音。何だかヘンテコな音楽です。



2014年6月25日

ジュラシック5とファーサイドのオイシイところを拝借したジャジー・ヒップホップ ~Slimkid3 & DJ Nu-Mark - Bouillon (featuring Del & Murs)~


ジュラシック5のトラックメイカー/DJであるDJヌマークと、ファーサイドのMCであるスリムキッドトレによるユニット(この2人がユニットを組んでいたなんて知りませんでした……)の新曲のヴィデオがアップされていました。

ジュラシック5とファーサイドのオイシイところを吸収したようなジャジー・ヒップホップに仕上がっています。かっこいい! サウンドクラウドにアップされている音源は無料でダウンロードできます。

フィーチャーしているMCがデル・ザ・ファンキー・ホモサピエンってところもまたいいですね。この人のラップが入れば、そりゃあかっこいい曲になるでしょう。そしてリヴィング・レジェンズのメンバーでもある、MCのマースもフィーチャーしています。

今年の夏にはこのユニットのアルバムがリリースされるようです。きっとかっこいいアルバムになっているはず!

P.S. このユニットは2011年に結成されており、『Another Day Another Dollar EP』という作品をリリースしていました。こちらのページの“>>>Download”から無料でダウンロードできます。





2014年6月24日

ジョージア・アン・マルドロウの新作はラップ・アルバム ~Georgia Anne Muldrow - Ms. One Artwork (Timelapse Video)~


モス・デフ(現在、ヤシーン・ベイ)やMEDなどのMCの作品に参加したこともあるソウル・シンガー、ジョージア・アン・マルドロウ。……と思っていたんです。ソウル・シンガーであると。ところが、新作ではラップにフォーカスしているようです。新作のタイトルは『Ms. One (Rap EP)』。タイトルに“Rap EP”と付いている!

この新作のアートワークを描いているところを撮影したヴィデオが公開されていました。新作の一部を聴くことができます。やっぱり完全にラップモードのようです。ビートの上をキュートに踊るようなラップがいい感じです。バンドキャンプでは予約受付中になっているので、まだリリースはされていません。楽しみですね~、これ。






2014年6月23日

マッドリブとカット・ケミストのバトル! ~MADLIB VS CUT CHEMIST~


マッドリブとカット・ケミスト……。インストゥルメンタル・ヒップホップやアブストラクト・ヒップホップを追いかけたことがある人なら、この2人の音楽は必ずと言っていいほど通っているのではないでしょうか。

この2人のバトルの映像がユーチューブにアップされていました。交互にビートを繰り出していく、ビートメイカーバトルです。“マッドリブ対カット・ケミスト”というタイトルを見ただけで、おおっ!と思ってしまいました。 

2人の軸はもちろんヒップホップ。フラフラと揺らめくようなビートでもって少しコミカルな感じに持っていくマッドリブ、ファンク寄りのパーティーっぽい感じにもっていくカット・ケミスト、といった感じでしょうか。どちらが好みかといったら、カット・ケミストかなー。盛り上げるのがうまい!


2014年6月22日

夏の暑さから逃れていくビート? ~SummerSet CoolOut By DJ Harrison~


ビートメイカーなのか、ドラマーなのか、キーボーディストなのか、ベーシストなのか……、イマイチよく分からないDJハリスン、またの名をデヴォーン・ハリス。この人が『サマーセット・クールアウト』なる、約15分の短い音源をアップしていました。無料でダウンロードできます。

ロウファイな音質のユルいヒップホップにソウルとファンクを絡めた音楽を展開しています。いくつかの曲を適当につなぎ合わせたような作りになっていて、曲のつなぎ目がかなりラフ。そのラフさが曲のユルい感じに合っていて、全体をいい感じにしています。

『サマーセット・クールアウト』というタイトルを知っていて聴くと、夏の暑さから逃れていく音に聴こえなくもない……。クールアウトは落ち着くという意味だし……。まあ、それはそれとして、気持ちのいいユルい音です。



2014年6月21日

ノラ・ジョーンズ、新ユニット! ~Puss n Boots~


ノラ・ジョーンズがプスンブーツ(Puss n Boots)なるユニットを結成したようです。ジョーンズ以外のメンバーはサーシャ・ダブソンとキャサリン・ポッパーという女性2人。ニール・ヤングやザ・バンド、ウィルコの曲のカヴァーを中心にした、『ノー・フールズ、ノー・ファン』が7月16日にリリースされるとのこと。このユニットのライヴ映像がユーチューブにいくつかアップされていました。ブルースやフォーク、カントリーを絡めたロックを展開しています。

ムーディなジャズを歌うジョーンズよりも、ロック寄りの曲を歌うジョーンズの方が好きだという人には好まれる音楽だと思います。私はロック寄りの曲を歌っている方が好きなので、プスンブーツの作品は楽しみです。ヘタウマな(?)ジョーンズのギターがいい味を出しています。

ジョーンズのいまのところの最新作『リトル・ブロークン・ハーツ』や、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングと組んでエヴァリー・ブラザーズの曲をカヴァーした作品『フォーエヴァリー』、そしてリトル・ウィリーズ……。これらの作品を聴いていると、ジョーンズが本当にやりたいのはブルース・ロックやフォーク、カントリーなのではないかと、そんなことを思います。







2014年6月20日

クロマニヨンの新作『V』がリリースされます ~cro-magnon V album teaser~


日本の3人組ジャム・バンド、クロマニヨンの新作『V』が7月16日にリリースされるようです。下のプレイヤーでちょっとだけ聴いてみたところ、これまでの作品とそれほど変わっていないように感じました。かっこいい作品に仕上がっている予感がします。ジャズ・ファンクを軸にして、ブラジリアン・ジャズやコズミック・ディスコから、アフロ・ファンクっぽい曲を展開しています。

この作品は日本のレーベルであるジャジー・スポートからのリリースです。2014年にリリースされたDJネイチャーの『レット・ザ・チルドレン・プレイ』もジャジー・スポートからリリースされました。『V』は『レット・ザ~』と対になるような作品かもしれません。よく似た香りを感じます。



2014年6月19日

理知的で、それでいてワイルド ~JON HOPKINS live in Cologne (2014)~


今日は小田急線がエラいことになっていましたね。小田急線ユーザーである私も少しばかり大変でした。まあ、たまには違う経路で帰るのもいいのではないでしょうか。

ということで、今日は最近話題のジョン・ホプキンスのライヴ映像を見つけたので取り上げます。エレクトロニカやアンビエントっぽいテイストの静かな曲で始まって、強靭なリズムを打ち出すハード・テクノと言っていいような曲に移っていくという流れです。

全体の流れを計算しているようでいて、計算しているところをそれほど感じさせません。体がおもむくままに……、といった感が強く出ています。理知的で、それでいてワイルド。そんな感じかな。



2014年6月18日

艶やかでワイルドなヒップホップとハウスの共演 ~DJ CAM Radio Set For LeMellotron.com~


ヒップホップ系のDJ/クリエイターとして活動しつつ、エレクトロニカ/ダウンテンポ系の音楽も手がけているDJカム。この人がラジオ番組に提供したミックスがアップされていました。これがとてもかっこいいので、取り上げます。

ユルめのフィーチャー・ソウルを取り込んだヒップホップからスタートして、ジューク/フットワークっぽいリズムを加えながら、少しずつビートを強くしていくといった感じです。そして23分あたりで4つ打ちのハウスに鮮やかにスイッチする……。このスイッチするところが気持ちいい! 気付いたらリズムが変わっている。

というように、全体の流れはヒップホップからハウスです。DJカムらしい艶やかな雰囲気を残しつつ、ワイルドな雰囲気を織り交ぜたミックスに仕上がっています。



2014年6月17日

まどろむような心地よいドリーム・ポップ ~Goodbye Heart - Full Performance (Live on KEXP)~


ユーチューブにアップされている動画をチェックしていたら見つけました。2012年9月に結成された、アメリカ・シアトル出身のグッバイ・ハートという男女2人のユニットのライヴ映像です。グッバイ・ハート……、いいユニット名ですね。

ビーチ・ハウスを思わせる、まどろむような心地よいドリーム・ポップ、チルウェイヴを展開しています。ベース・ミュージックから拝借したようなリズムが出てくるところもあります。フル・アルバムのサイズの作品はまだリリースしていないようなので、どういう作品になるのか楽しみにしておきます。


2014年6月16日

アンダーグラウンド・ヒップホップ、ジャジー・ヒップホップ、この言葉に反応する人は必聴! ~BeatPete - Vinyl Session - Part # 42 - Presented by HHV.DE~


ベルリンのヒップホップDJ、ビートピートの新しい映像がアップされていました。定期的に行っている”Vinyl Session”なる、DJミックス・ショウの映像です。いやー、相変わらずかっこいい! ホントにハズしませんね、この人は。

ジョンウェインやダム・ザ・ファッジマンクの曲を使っています。アンダーグラウンド・ヒップホップ、そしてジャジー・ヒップホップ……、この言葉に反応する人はぜひ聴いてください。約23分の短い映像なので、これを見て、ビビビッと来た人は長い尺のミックスを聴きましょう!

以下URLからいろいろなミックスを聴けます。
https://soundcloud.com/beatpetemixtapes
https://soundcloud.com/beatpete


2014年6月15日

メロウなビートが生む心地よい気だるさ ~Five by EN Tokyo~


少し前にこのブログで、“参加者の縁で集まったビートメイカー達が、神保町近辺を中心にレコードでネタを堀り、美学校のアトリエでビートメイキングする”というイヴェントである、EN Tokyoを取り上げました。このイヴェントの第5回が5月10日に開催され、制作した曲をまとめた作品がリリースされていました。

いい具合に力の抜けた、ダウンテンポ寄りのインストゥルメンタル・ヒップホップが中心です。メランコリックであったり、メロウであったりするビートが心地よい気だるさを生んでいます。力を入れ過ぎず抜き過ぎず……、どの曲もこのさじ加減がいい感じ。そしてユーモアもある。最後まで気持ちよく聴けます。



2014年6月14日

女性シンガーたちのライヴ映像3本 ~Norah Jones, First Aid Kit, Lily & Madeleine~


今日はタイトルの通りです。最近、ユーチューブにアップされていた映像です。ノラ・ジョーンズ、リリィ・アンド・マデリン、ファースト・エイド・キットの3本。







2014年6月13日

J・マスシスはやっぱり変わらない ~J Mascis - Every Morning~


2005年にオリジナル・メンバーで復活した、1990年代のアメリカのオルタナティヴ・ロック・シーンを代表するバンド、ダイナソー・Jr。復活作は1990年代にやっていた音楽とほとんど変わっていなくて、これが2000年以降にリリースされるロックのアルバムかよと言いたくなる作品でした。

そしてつい最近、ダイナソー・Jrのヴォーカル&ギターであるJ・マスシスの新曲が公開されました。バンド名義ではなく、ソロ名義の新曲ではあっても、やっぱり変わらない。この人が変わることなんてないんですね、きっと。

スウィートなメロディと、丸っこいアコースティック・ギターの音の隙間から浮き上がってくる、つぶれたディストーション・ギターの音……。いい曲です。8月26日にリリースされるというアルバムも、このアコースティックな路線なのでしょうか。


2014年6月12日

ヤシーン・ゲイ 第2弾! ~Yasiin Gaye: The Return (Side Two)~


いやー、もう本当に最高です。アメリカのプロデューサー、アメリゴ・ギャザウェイが手がけるヤシーン・ベイ(元モス・デフ)とマーヴィン・ゲイのマッシュアップ・プロジェクトである、ヤシーン・ゲイの第2弾となる作品。第1弾もそれはそれはかっこいい作品でした。この第2弾もまたまたかっこいい。無料でダウンロードできます。

第1弾と内容はほとんど変わりません。メロウなトラックの上に歌とラップをフラリフラリと行き来するヤシーン・ベイの声が乗っていくという作り。トラックとラップ/歌が気持ちよく交錯していきます。

ヤシーン・ベイがマーヴィン・ゲイを飲み込んだのか、マーヴィン・ゲイがヤシーン・ベイを飲み込んだのか……。そんなふうにしてソウルやファンク、ヒップホップのおいしいところを盛り込めるだけ盛り込んだかのよう。力強く、なまめかしく、愛らしく、そして楽しい……、そんな作品。全19曲トータルタイム約80分、たっぷり楽しめます。





2014年6月11日

どんよりとした雰囲気が心地よい ~Shlohmo Mix on Gilles Peterson Worldwide (2011)~


どんよりとした雰囲気がとても心地よい……。ロサンゼルスのビートメイカーであるシュローモが、ジャイルス・ピーターソンのラジオ“ジャイルス・ピーターソン・ワールド・ワイド”に提供したミックスです。公開されたのは2011年のよう。つい最近、サウンドクラウドにアップされていました。

ビートメイカーと聞くと、ヒップホップ系の人をイメージする人が多いと思うのですが、シュローモはアンビエントやエレクトロニカ、ドローンあたりを軸にした音楽を作っています。ビートメイカーと書くよりも、クリエイターと書くほうがいいのかな。

このミックスもそんなシュローモの音楽に通じる内容で、アンビエントやエレクトロニカが中心です。疲れたときにこのミックスを聴いてみてはいかがでしょうか? 曇り空のようなどんよりとした音が気持ちよく体にしみ込んできます。



Track List:
Nathan Johnson - Emily's Theme (Brick OST) - [Lakeshore]
sounds
His Name Is Alive - One Year (Four Tet Remix) - [Domino]
Emily Reo - On The Beach - [self released]
sounds
Drake - Club Paradise (RL Grime screw) - [OVO]
Jon Brion - Phone Call (slow) - [Hollywood]
+ found voicemail
Dimlite - Roo - [self released]
Asura - Her Tearing - [Non Projects]
M83 - I Guess I'm Floating - [Gooom]
Evenings - [I] Softly, We Go.. - [self released]
sounds
Little Dragon - Twice - [Peacefrog]
Groundislava - Culminate - [Wedidit]
sounds
D'Angelo - Africa - [Virgin]

2014年6月9日

今日はロックの日! ~The Lumineers~


今日はロックの日なので、ロックを取り上げます。2005年に結成されたアメリカの5人組みのバンド、ザ・ルミニアーズです。結成時は3人組だったらしく、いまの5人になったのは2012年とのこと。これはロックじゃなくて、フォークとかカントリーだろと言われそうですね。まあ、それでもいいです。

ザ・ルミニアーズは今年のフジロックへの出演が決まっています。フジロックの出演アーティストの曲をユーチューブで聴いていたら見つけました。そして出演するのは2日目のフィールド・オブ・ヘヴン! フィールド・オブ・ヘヴンの雰囲気にぴったり!

歌のメロディから物悲しい雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。ロード・ムーヴィーに使われていそうな歌。こういうメランコリックな音楽は日本人好みかもしれません。







2014年6月8日

まだまだアーランド・オイエ ~Erlend Øye & Acoustic Trio @ Seoul Jazz Festival 2014~


昨日、アーランド・オイエがソウル・ジャズ・フェスティヴァルに出演したときの映像を取り上げました。そして今日も昨日に引き続き、オイエのソウル・ジャズ・フェスティバルの映像を取り上げます。ユーチューブに他の映像がアップされていました。

人懐っこいあったかい歌が聴けます。“あたたかい”じゃなくて、“あったかい”と書きたくなる歌。すごく楽しそう! 日本にも来ないかなー。







2014年6月7日

アーランド・オイエ ライヴ映像 ~Erlend Øye & Acoustic Trio - New Song @ Seoul jazz festival May 18 2014~


久しぶりに見ました、アーランド・オイエ。相変わらずいい歌を歌っています。2014年5月17日と18日の2日間にわたって行われたソウル・ジャズ・フェスティバルに、アーランド・オイエ&アコースティック・トリオという3人組で出演したときの映像です。

お客さんが客席から撮影したものだと思います。映像と音質はラフでも、曲の良さはじゅうぶんに伝わってきます。おだやかないい歌。

アーランド・オイエはノルウェーのアコースティック・デュオ、キングス・オブ・コンビニエンスのヴォーカル&ギターとしての活動に加え、ソロ活動も行っています。また、DJとしても活動していて、人気DJミックス・シリーズ『DJキックス』にミックスを提供しています。その素晴らしいミックスはこういう作品です。



2014年6月6日

マウント・キンビーとジョンウェインの共演 ~Mount Kimbie - You Took Your Time feat Jonwayne Live At BBC Maida Vale~


こりゃ、かっこいい! マウント・キンビーが繰り出すクールなサウンドとジョンウェインのドスの効いた声のコントラストがいい感じです。マウント・キンビーはポスト・ダブステップにカテゴライズされるイギリスのデュオ。ジョンウェインはロサンゼルスのヒップホップ・レーベル、ストーンズ・スロウから作品をリリースしているMC/ビートメイカーです。

マウント・キンビーの2作目『コールド・スプリング・フォルト・レス・ユース』に収録されている、「ユー・トゥック・ユア・タイム」はキング・クルーがヴォーカルとして参加していた曲です。

『コールド・スプリング~』には歌モノが多く収録されていましたが、この手のヒップホップ寄りの曲はありませんでした。次の作品ではヒップホップ系のMCをフィーチャーするのでしょうか?



※キング・クルーが参加した「ユー・トゥック・ユア・タイム」のオリジナル


2014年6月5日

ケロ・ワン ニュー・リミックス! ~OUTKAST - Roses (Kero One Remix 2014)~


サンフランシスコ在住の韓国系アメリカ人MC/プロデューサー、ケロ・ワンの新しいリミックスがアップされていました。定期的にリミックスをアップしているらしく、前はディアンジェロのリミックスをアップしていました。今回はアウトキャストの「ローズィズ」をリミックスしています。無料でダウンロードできます。

オリジナルのリズムをハウス風のリズムに入れ替えて、オリジナルを少しだけダンサブルな方向に寄せています。リズムの強さと重さがちょうどよく、ケロ・ワンらしい洗練されたおしゃれな雰囲気を出しつつも、軽すぎない曲に仕上がっています。ウニョウニョと鳴るシンセサイザーのフレーズがいいアクセントになっています。



※オリジナル


2014年6月4日

ヤング・ファーザーズ ライヴ映像 ~Young Fathers - Full Performance (Live on KEXP)~


スコットランドのヒップホップ・グループ、ヤング・ファーザーズのライヴ映像がアップされていました。とりあえずヒップホップにカテゴライズされているといった風で、これはもうヒップホップではないでしょう。イギリスっぽいなーと思います。

ベース・ミュージック、グライム、UKガラージ、レゲエ、ダンスホール、ヒップホップあたりをムリヤリくっつけたような音楽を展開しています。得体の知れない天然のパワーを内に秘めているような、オレたちまだまだこんなもんじゃないぜと言っているような、そんなエネルギーを感じます。

頭を使ってやるのではなく、心のおもむくままに、体全体でノッていく……、という感じでしょうか。いいですね、この感じ。



2014年6月3日

きらびやかな光の粒を浴びているような…… ~Daedelus Boiler Room Radio Spotlight (Dublab) DJ Set~


ロサンゼルス出身のプロデューサー/DJである、デイデラスのライヴ映像(DJミックスです)がアップされていました。音源もアップされています。ブレイクビーツやブロークンビーツからヒップホップ……、まあ、広く言えばビート・ミュージックですね。そんな音楽を展開しています。27分ぐらいの短いものなのでサクッと聴けます。

アグレッシヴなリズムのビートが終始続き、そのアグレッシヴなビートの中にロマンチックな雰囲気の音を忍び込ませていく……、という感じです。きらびやかな光の粒を浴びているような気持ちのいい感覚を覚えます。アグレッシヴで、そしてメロディアス。メロディを打ち出さないビートの中にもメロディがあるように感じます。

音源はボイラー・ルームのサイトに会員登録をすれば、無料でダウンロードできます。サイトへの登録も無料です。ダウンロードはこちらから。



※音源はこちら


2014年6月2日

ジョー・クラウゼル ライヴ映像 ~Joe Claussell Boiler Room Paris X Weather Festival DJ Set~


今日も昨日に引き続き、DJミックスを取り上げます。ハウス・ミュージック系クリエイター/DJである、ジョー・クラウゼルのライヴ映像がアップされていました。ディープ・ハウスやディスコ寄りのヴォーカル・ハウスなどでまとめています。

アッパーで楽しい。そして品があるところがいいですね。アイソレーターを操作するジョー・クラウゼルがノリノリなのもまたいい!


2014年6月1日

今日も引き続き、ナイトメアズ・オン・ワックス ~Nightmares On Wax DJ Mix~


昨日、このブログにナイトメアズ・オン・ワックスのコンピレーション・アルバムがリリースされると書いた後、過去にサウンドクラウドにアップされた、ナイトメアズ・オン・ワックスのミックスを改めて聴いてみました。すでに何度か聴いていたとはいえ、いいですね。どれも気持ちいい! というわけで、紹介します。

ハウス(ビートダウン・ハウスと言っていいでしょう)やダウンテンポ、そしてヒップホップやダブ、ソウル、ファンク……を混ぜ合わせた、心地よいユル~い音楽を展開しています。自分の部屋で過ごすときのいいBGMになってくれます。しかも夏に合いそう。夏のリゾート地に連れて行ってくれるような空気が流れています。

下に貼った音源はすべて無料でダウンロードできます! これからの暑い季節にぴったりのミックスだと思います~。