2021年6月24日

素晴らしいダブの音の響きに導かれ ~Rising High LP By Tubby Isiah~ (2020 Release)


ずっしりと重いリズムが淡々と刻まれていく、ダブ/ルーツ・ダブが並んだ作品。静かで過激な音と表現できそうな音が響いています。イギリス・ブリストルのジェヴォン・アイヴスと、その父のジェイソン・ケネス・アイヴスからなるユニットによる作品です。

ゆったりとしたテンポ、かつ、同じような雰囲気の曲で統一されていて、そういう作りであるがゆえに聴き手にじっくりと聴かせる、浸らせる作りになっています。2020年代のダブの傑作!と言っておきます。

2021年6月16日

甘さとさわやかさを届けるドリーム・ポップ ~Serene Reminder By The Fur.~ (2020 Release)


初夏のさわやかな風、そして暑い日差しを思わせるドリーム・ポップ。聴いていて気持ちいい! 台湾の男女3人組のバンドであるザ・ファーの通算2作目となるフル・アルバムです。力の入っていない歌声と、すっきりとした甘さを含んだ演奏がいい感じに決まっています。

全8曲でトータルタイムは約30分という作り。このコンパクトな作りになっていることも、気持ちよく聴けるひとつの要素になっています。ネオ・アコースティック、ギター・ポップ、ドリーム・ポップ……、そんな音楽が好きな人は好きになりそうです。



2021年6月10日

かわいらしく、おだやかなビートに乗って ~home (B​)​eats By BROCKBEATS~ (2021 Release)


休日に聴くべき音楽ですね、これは。これを平日の仕事の前に聴いたら、体の力が抜けて、やる気がなくなっていまいそうです。それぐらいおだやかな心地よい空気が流れる、ジャズを絡めたインストゥルメンタル・ヒップホップを展開しています。

作者はブロックビーツと名乗る日本人ビートメイカー。全編に流れるおだかやな雰囲気を生んでいるのは、かわいらしく響くピアノやギターの音、そしてヴォイス・サンプルでしょうか。おだやかさとかわいらしさがいいバランスで混ざり合っています。

2021年6月5日

ヒップホップとブラジリアン・ジャズのいい出会い ~BRAZIL BY EAR 2 By your best friend jippy~


「グッドイヴニング レディース アンド ジェントルマン……」という言葉からスタートする作品。南国のリゾート地に流れているような、おだやかな空気が流れるインストゥメンタル・ヒップホップを展開しており、夜のチルアウトのひとときにどうぞ、と言いたくなります。

作者はユア・ベスト・フレンド・ジッピーというオーストラリア在住のビートメイカー。バンドキャンプにはかなりの数の作品をリリースしていて、タイトルにブラジルという単語が入っているだけあって、ここにはブラジリアン・ジャズがうっすらと混じっているような印象を受けます。