2019年12月31日

あくまでもクールに ~Green By Robohands~


熱くなることのない、淡々としたクールな演奏。この温度がとても心地よく感じられます。ヒップホップっぽいドラムの上でピアノが、サックスが凛々しく踊る、そんなジャズを聴かせています。

本作はアンディ・バクスターというイギリスのマルチ・インストゥルメンタリストによるロボハンズなるプロジェクトの作品。リリースは2018年5月。ここでバクスターはほぼすべての楽器を演奏しているようです。

外に向かってエネルギーを放射していくようなムードよりも、スタジオにこもって音を積み上げていくような内省的なムードを強く感じます。クールな印象を受けるのはそういうムードがあるからでしょう。クールな音楽が好きな人に届きますように。

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