2015年3月27日
才能あるビートメイカーによる、心地よいインストゥルメンタル・ヒップホップを収めたコンピレーション・アルバム ~MENACE vol 1 By MENACE~
今日はMENACEという(わりと新しい?)フランス・パリのレーベルのコンピレーション・アルバムを紹介します。まあ、とりあえず、下のプレイヤーでそれぞれの曲の作者を見てみてください。最近のインストゥルメンタル・ヒップホップのシーンを代表するビートメイカーによる曲が収録されています。
このメンツが参加した作品が悪いものになるわけがないだろう!と思いつつ聴いてみたら、思ったとおりの気持ちよさ、心地よさでした。ヒップホップとダウンテンポを混ぜ合わせた心地よい曲が並んでいます。こういうゆったりとした曲を中心にしたのはこのレーベルのカラーなのでしょうか?
どの曲もベースにあるのはヒップホップとダウンテンポですが、それをどこに落とし込むかが曲によって違うので、それぞれの曲のテイストが微妙に違います。ある曲はフューチャー・ソウル、ある曲はエレクトロニカ、ある曲はジャズ……、といった具合に落とすところは様々です。
夜のリラックスタイムに、チルアウトタイムに聴く作品です。程よく粗く、程よくチープな温かい音が、体をほんのりと温めてくれます。いい夢見れそう。
2015年3月26日
ポスト・ロックと音響系をグシャッと混ぜ合わせて、ヒップホップに落とし込んだらこんな感じ? ~frmwrk! By ONEHALFHUMAN~
またまたかっこいい音楽を作っているビートメイカーを発見しました。アメリカ・コネチカットのONEHALFHUMANというビートメイカーです。もうすでにいくつか作品をリリースしていて、これがいまのところの最新作のようです。
ここで展開しているのはポスト・ロックや音響系を取り込んだヒップホップか、もしくはエレクトロニカか? カテゴライズしづらい……。この作品はインストゥルメンタルが中心ですが、ゲストMCによるラップが入っている曲もいくつかあるので、ヒップホップということにしておきましょう。
ヒップホップやビート・ミュージックのように、リズム/ビートで聴かせるというよりも、リズムの上に乗せるウワモノの音の重ね方で聴かせる音楽です。だから、ヒップホップと言い切れない……。プレフューズ73、あるいはトータスにも近いところがあるように感じます。
ギターの音と電子音がもつれ合いながら絡み合う中にラップが混ざる5曲目が、もっともこの人らしい曲なのかなと思っております。すっきりとまとめずに、この曲のようにグシャグシャッとしたジャンクな感じを残すところが、この人の音楽の特徴と言えそうです。
個人的に一番好きなのはぶっ壊れたジャズといった感じの9曲目から、10曲目のリリカルなジャジー・ヒップホップへの流れです。おや……、ここでも、ぶっ壊れた、という言葉が……。やっぱり、ぶっ壊れたとか、ジャンクとか、こういう要素があるのがこの人の音楽の特徴ですかね。
2015年3月24日
トバイアス・ジェッソ・Jrの切ない歌声&メロディがいい感じ ~Tobias Jesso Jr. - How Could You Babe, Hollywood, Without You~
最近知ったトバイアス・ジェッソ・Jrというカナダのシンガーソングライターの方の曲がいいので紹介します。切ない歌声とメロディがいい感じではないですか。このブログではヒップホップを多く取り上げていると思うので、たまにはこういうのも!
2015年3月23日
郊外の夕暮れ時を描いたような? 独特のあたたかい雰囲気が漂うインストゥルメンタル・ヒップホップ ~tomiyama By matatabi~
日本人ビートメイカーであるmatatabiの新作がリリースされていました。しばらくチェックしていないあいだに、『tomiyama』と『Dejavu』の2作品がリリースされていました。多作の人なので、ファンとしては楽しいです。
今日は『tomiyama』のことを書きます。今回もいい!というのは書くまでもないことですかね。音楽のスタイルもいつも通りです。粒の粗いビートでもって、ヒップホップとダウンテンポを軸にしながら、ジャズとソウルを絡ませたインストゥルメンタルを展開しています。1曲目はラップが入っています。
そういう音楽のスタイルよりも大事なのは、日本の郊外の夕暮れ時を描いたようなほっこりとしたあたたかい雰囲気と、のんびりとしたすっとぼけた雰囲気(ホメ言葉ですよ!)が混ざり合った、独特の雰囲気があること。
この雰囲気はmatatabiならではのもの。この独特のトリップ感、フリーク・アウト感は意識して出せるものではないですね。これは天然のものでしょう。
2015年3月22日
こういうヒップホップのDJミックスはいつの時代にもあってほしいもの…… ~BeaTape #5 by Phoniks~
やっぱり、こういうヒップホップはいい!と思わずにはいられません。90年代のヒップホップ、あるいはソウルフルとかジャジーとかいう言葉が付くヒップホップが好きな人は安心して聴けると思います。アメリカ・ポートランドのプロデューサー/DJであるPhoniksによるDJミックスです。無料でダウンロードできます。
奇をてらったところのない、ヒップホップのDJミックスの正統派と言っていい作りです。そう来るか!みたいな意外な展開はなく、いい曲を正しく使った、いい食材を正しく調理してしっかりとおいしいものにした……、という印象を受けます。
女の子のハートをキャッチしそうな、おしゃれな雰囲気があるのもいいし、ファンキーな曲でテンションを上げていく展開が何度かあって、それがかっこいい! そして自身の曲と自身がリミックスした曲を使っていて、DJとしてだけではなく、作り手として、リミキサーとしての才能を見せているのもニクい!
こういうヒップホップのDJミックスを作る人はいつの時代にもいてほしい……、ということは前にも書いたかな?
Tracklist :
1. Intro / Big L & Big Pun Remix
2. Awon & Phoniks - Comme Live As It Gets (feat. Dephlow)
3. Awon & Phoniks - Obtenez le vôtre
4. Jay-Z & Notorious BIG -. Pt Finest de Brooklyn 2 (Phoniks Remix)
5. Phoniks Untitled Instrumental # 1
6. Anti-Lilly & Phoniks - Descension
7. Notorious BIG & Method Man - Qu'est-ce que La (Phoniks dimanche Remix)
8. Phoniks Untitled Instrumental # 2
9. Awon & Phoniks -. "Forever Ill" ft Dephlow & Tiff The Gift
10. Phoniks & Raw Poetic - Sunshine
11. Nas - "One Love" (Phoniks Remix)
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