日本人ビートメイカーであるmatatabiの新作がリリースされていました。しばらくチェックしていないあいだに、『tomiyama』と『Dejavu』の2作品がリリースされていました。多作の人なので、ファンとしては楽しいです。
今日は『tomiyama』のことを書きます。今回もいい!というのは書くまでもないことですかね。音楽のスタイルもいつも通りです。粒の粗いビートでもって、ヒップホップとダウンテンポを軸にしながら、ジャズとソウルを絡ませたインストゥルメンタルを展開しています。1曲目はラップが入っています。
そういう音楽のスタイルよりも大事なのは、日本の郊外の夕暮れ時を描いたようなほっこりとしたあたたかい雰囲気と、のんびりとしたすっとぼけた雰囲気(ホメ言葉ですよ!)が混ざり合った、独特の雰囲気があること。
この雰囲気はmatatabiならではのもの。この独特のトリップ感、フリーク・アウト感は意識して出せるものではないですね。これは天然のものでしょう。
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