日々のわずらわしいことを忘れさせてくれそうなおだやかな空気、そしておおらかさを感じるスケールの大きなアンビエント。これを聴いている間は忘れたいことを忘れられそうです。ひとつひとつの音が優雅に、ゆったりと流れていきます。雄大な音の波に飲み込まれるような感覚を覚えます。
作者はアメリカのG.S.シュレイ(ジーエスシュレイと読むのでしょうか?)というアーティスト。これが通算3作目のようです。ここではニューエイジやバレアリックを取り込みながら、アンビエントに落とし込んだような音楽を展開しています。
基本的にはアンビエントではありますが、ギターやベースが奏でるフレーズにはジャズやブルースに通じる感覚があり、これがこの作品の特徴になっているように思います。気持ちよさそうに流れていく、遠くから聴こえてくるようなサックスなどの管楽器の音もとてもいいです。
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