聴き手を暗闇に引きずり込んでいくようなディープ・ハウス、もしくはエレクトロニカ? そんな音楽を展開する、アメリカのクリエイターであるイソラの作品です。ディープ・ハウスと言い切れるほどダンス・ミュージックっぽくもないし、エレクトロニカというのもちょっと違うような……、という感じで何ともカテゴライズしにくい音楽を聴かせています。
ちらりとダンサブルな展開を見せ、ちらりと歌を聴かせ、ちらりときらびやかな電子音を散りばめる……。ダンス・ミュージックに近づきつつも、そこには入りこまずに自らの独自のスタイルを築き上げていく、その結果生まれた音楽であるかのようです。ディープ・ハウスとエレクトロニカのあいだで静かに輝く電子音楽。
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