レゲエとダブ、そしてジャズが混ざり合うことによって、こんなにも美しい音楽が……、できあがるのですね。ドラムとベースががっちりと固めたリズムの上に、硬質なピアノの音が美しく舞っています。
そんな本作はアメリカ・ニューヨークのバンドであるニュー・ザイオン・トリオが2013年にリリースした作品。最近リリースしたものかと思ったら、まったくそうではありませんでした。
レゲエらしいゆったりとしたリズムを刻みつつも、緊張感と言ってもいいほどのシャキッとした雰囲気を漂わせています。それでいて、ピアノはたゆたうような心地よい空気を生むという、緊張と弛緩のバランスがばっちりと決まった作品です。
ニュー・ザイオン・トリオのメンバーは以下。
ジェイミー・サフト(ピアノ、フェンダーローズ)
ラリー・ゲレナディア(ウッドベース)
クレイグ・サンティアゴ(ドラム)
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