これを聴いて思うのは南国の夜か……。ここに並ぶのは穏やかな躍動感のあるバレアリック・ハウスと、チルアウト・ミュージックの感覚を多分に含んだバレアリック(ハウスが付かない)。聴いていると、あたたかく湿った心地よい南国の風を感じます。
フランス在住と思われるD.K.なるクリエイターによるこの作品。アンビエントやニュー・エイジといったあたりの音楽に近いところも感じます。南国の夜を思うのは熱帯地域の民族音楽を想起させる打楽器の音や、ゆるやかに浮遊する湿り気のあるシンセサイザーの音が鳴っているからでしょうか。
これから訪れる夏の夜に体をクールダウンさせるべく鳴らされる、そんな音楽であるような気がします。
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