ジャズ・ハウス……という言葉はやや古い? ジャズやファンク、フュージョンを混ぜ合わせたディープ・ハウスが並ぶ、ストリング・セオリーなるスコットランドのデュオによるこの作品には、1990年代に流行ったジャズ・ハウスを思わせるところがあります。
アッパー過ぎず、メロウ過ぎず、程よくダンサブル。……というテンションの曲が並び、突き上げてくるリズムと、そのリズムにウネりながら絡みつくベース、小気味よくスイングするエレクトリック・ピアノが聴き手をかる~く躍らせそう。全体にクールで上品な雰囲気を漂わせ、しかしキザには聴こえず、洗練されたいい雰囲気を感じます。
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