アトランタのヒップホップと聞いて、思い浮かべるのはアウトキャスト。今回取り上げた2作のEPを聴いて、思い浮かべるのはアウトキャスト。この2作はジョニー・ヴィーナスとドクター・ドットの2人からなるデュオ、アースギャングが2017年にリリースした作品です。アトランタのヒップホップ、そしてアウトキャストの血を引くデュオと言っていいでしょう、これは。
サザン・ソウルとフューチャー・ソウルをねちっこく、しつこいくらいにねちっこくしたねっとりとした音と、重く硬いドラムの音から構成されるトラック。そこにアトランタらしくトラップの影響がうっすらとある、言葉を詰め込むようなラップが乗る音楽を展開しています。
トラックが若干おどろおどろしいわりに、ラップは陽気であるというアンバランスなところが特徴です。アトランタの新しいスターとなるのでしょうか。
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