演奏はロンドンで活動していると思われる、ジョー・アーモン・ジョーンズなるキーボーディストと、ベースやダブエフェクトを担当するマクスウェル・オウィンなる人物が中心。他にはドラム、サックス、ギターが加わっています。
音のテンションを上げたり下げたりしていく流れ……、この流れが実に流麗。冒頭で流麗な~と書いたのはこの演奏ゆえ。上がっていくところと下がっていくところの繋ぎ目がなめらかに繋がり、シームレスに音のテンションの上げ下げが行われているのが特徴です。
キーボードはドラムやベースが構築したリズムの上を転がるように、サックスは風のように流れていきます。ある日のスタジオでのセッションの記録……、といった趣の一筆書きのような作品。ライヴの映像もかっこいいので、ぜひ見てください。
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