ビートはゆったりと優雅に、ウワモノのサウンドは美しく……。どこか美しいところがある、どこか優雅なところがある、ジャズのテイストを織り込んだインストゥルメンタル・ヒップホップ/ブレイクビーツが並んでいます。
作者はハンガリーのMujo情と名乗るビートメイカー。この作品にある美の感覚はヨーロッパの人ならではの感性によるものなのでしょうか。ヨーロッパの古い映画のサウンドトラックとして使われていそうであり、ヨーロッパの古く美しい街並みを想起させるようでもある、そんな音楽です。
そしてそういった感覚を生んでいるのは、これって、1920年代、1930年代、1940年代のジャズ?というほどに何だか古めかしく響くジャジーなフレーズ。古い時代の美しいジャズの旋律が聴こえてきます。この美しさ、優雅さに……、とりあえず浸っていましょう。
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