ntourageという何と読むのか分からないアンゴラ共和国のビートメイカー。秋の終わりか、もしくは冬の初めに吹く風のような哀愁を漂わせる、インストゥルメンタルのヒップホップを聴かせています。ローファイなヌジャベス?とでも言えそうな、リリカルな雰囲気の楽曲たちがハートにじんわりとしみ込んできてとてもいい感じ。
電子音に布をかぶせたような丸っこい音というか、何度も再生した古いビデオテープを古いビデオデッキで再生したような擦り切れた音というか……。そんなローファイな音が素早く過ぎ去る時間とは別の世界で鳴っているのかと思わせる、ノンビリとしたテンポで流れ、耳をほんわりとあたたかく包み込みます。
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