ゆったりとおだやかな時間をどうぞ。ドイツのレーベルであるレディオ・ジューシーから、ヴィンテージ感のあるあたたかい音が心地よく響く、ソウルフルでジャジーなインストゥルメンタル・ヒップホップが届きました。
作者はドイツのビートメイカーであり、DJであり、MCでもあるというRobanzee。実にレディオ・ジューシーらしい音楽を展開しています。アウトキャストの「プロトタイプ」をサンプリングしたというより、これはもうカバーでしょうと言っておきたい10曲目「Shes The Prototype」以降の後半の曲がとてもいい。
ゆえに聴き進めていくごとに深いところに沈み込んでいくかのような作り。ニルヴァーナの「サムシング・イン・ザ・ウェイ」をサンプリングしたというより、これまたカバーしたような15曲目「Something」が何と言っても個人的にはベスト!
ニルヴァーナをダウンテンポ・ミーツ・ヒップホップの世界へと導いたこの曲をまずは聴いてみてはいかがでしょうか。
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