アルゼンチンのクリエイター、フェデリコ・デュランドの新作がリリースされていました。今回はテイラー・デュプリーのレーベルである12kからのリリースです。
音楽のスタイルはほぼこれまで通り。古いカセットテープの音源を切り貼りしたかのような、あたたかみのある音で構成されたアンビエントを展開しています。ここにある明確なメロディを奏でることのない曲たちは音楽と言えるのか、ただの音の連なりなのか、そんなことを問いたくなる作品です。
とはいえ、そんなことは考えずにただただボーッとして、音に身を浸せばそれでいいのではないでしょうか。そうすれば昔のなつかしい光景が目の前に浮かんでくるかのよう。世間の喧騒から遠く離れた静かな心地よい世界へ連れて行ってくれます。
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