重くて暗く、そしてシブい……、そんな雰囲気のジャズやソウルを絡めたインストゥルメンタルのヒップホップです。ビートは深く沈みこみ、暗闇の中でギラリと妖しく輝く光のようなピアノや電子音がその上に乗っています。
作者はフューチャービーツという沖縄のビートメイカー。日本人なのかどうかは分かりません。おそらく若いのだと思いますが、音楽からはワルい大人といったような印象を受けます。ガキにはこの音は出せねーよ、とでも言っているかのよう。
暗闇に一人で取り残されたような、さみしさや暗さを感じます。でもこのさみしさや暗さはイヤなものではなくて、すっきりとしていて、何だか心地よい。真夜中に家で一人でいるときに聴きましょう。
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