2019年5月16日

静かな夜を連想させる、しっとりとしたブレイクビーツ ~self reflection By less.people~


ソウルとジャズのテイストを含んだ、冒頭のおしゃれなピアノの響きに思わずうっとり……。オランダのレーベルであるチルホップ・レコーズからのリリースとあって、このレーベルらしいおしゃれなブレイクビーツを聴かせてれる作品です。

作者はless.peopleと名乗るビートメイカー(どこの国の方かは不明)。ダウンテンポよりもさらにゆったりとしたテンポの楽曲が並び、夜、寝る前に聴きたくなるような心地よさと気だるさが混じり合ったムードが充満しています。

2019年5月13日

日々の暮らしに寄り添う、おだやかな心地よいビート ~kadode 2 By matatabi~


レトロな雰囲気の、チープと言ってもいい音。昭和時代の市井の人々の暮らしを思い起こさせるかのよう。この音はゆったりと、まったりと、おだやかに流れていきます。そんな音で構成された、チルアウト感たっぷりのインストゥルメンタル・ヒップホップ/ビート・ミュージックが並ぶ、日本人ビートメイカーであるmatatabiの作品です。

日常のサウンドトラックであるかのように、この作品からは市井の人々の暮らしの香りみたいなものを感じます。日々の暮らしに寄り添う音楽といったところでしょうか。別の世界に連れて行ってくれる音楽の心地よさとは違う種類の心地よさを感じます。毎日の生活がこの音楽のようにユルくおだやかに、そして心地よくなりますよう……。

2019年5月8日

あたたかみのある、温もりのある、過去のなつかしい記憶を呼び起こすようなエレクトロニカ ~Kingdoms In Colour By Maribou State~


叙情的、そして哀愁漂う、エレクトロニカ。ちょっと古めかしい? なつかしくて、温かみのあるホンワリとした音が冒頭から聴こえてきます。クリス・デヴィッドとリアム・アイヴォリーという2人からなる、イギリスのユニットであるマリブ・ステートの作品です。

エレクトロニカ、つまり電子音楽。そういう音楽でありつつも、オーガニックな質感の音を基調にしているのが特徴です。ドラムやキーボード、弦楽器などの音の響きに耳を傾けると、古典的な楽器の音を聴いているときのような温もりを感じるのは、あえて古い楽器を使っているからなのか、そういう作りの音にしているからなのか……?

音も歌のメロディも、どちらも実にソウルフル。昔の古い記憶を呼び起こすような、昔よく行ったなつかしい場所のことを思い出させるような、そんな音楽です。ボノボやフォー・テット、あるいはカリブーなどが好きな人は好きかもしれません。

2019年5月5日

たゆたう心地よい音に、ただ身を委ねよう ~Sallaw By Porya Hatami, Roberto Attanasio & Aaron Martin~


しごくまっとうな、実にシンプルなアンビエント。……であるからこそ、シンプルであるがこその心地よさがここにはあります。ひんやりとした冷たい感触の美しい電子音の中に、ピアノの音や弦楽器の音を散りばめた作りの音楽が並んでいます。

イラン出身でアンビエントやドローンの作品をリリースしているクリエイターのポルヤ・ハタミ、アメリカ出身でマルチ・インストゥルメンタリストのアーロン・マーティン、イタリア出身でピアニスト兼作曲家のロバート・アッタナシオ。この3人による作品です。

やや冷たい音の感触が耳に心地よく、その音に惹きつけられます。奇をてらったところのない、シンプルなアンビエントを聴きたい方はぜひ。

2019年5月4日

休日の終わりにはこのヒーリング・ミュージックを ~2014​.​12​.​31 By HNNY~


ふわふわと……、ほわほわと……。聴いていると、心が気持ちよく浮遊していくかのよう。そんな心地よいアンビエント、エレクトロニカ、ダウンテンポといったあたりの音楽を展開しています。ヨハン・セダバーグというスウェーデンのクリエイターのHNNY名義による作品です。

作品全体に夏の田舎の夕暮れ時のような雰囲気があるのを感じます。ちょっと切なくて、そして何だかなつかしい……、そういう雰囲気。楽しかった1日を心地よく終わらせてくれるヒーリング・ミュージック、とでもいったところでしょうか。