はたしてこれはフォークなのか、ポスト・ロックなのか、はたまた別のものなのか……。大きな謎を残したまま終わるこの作品。即興音楽集団と言われているイギリス・ロンドンのバンド、キャロラインのデビュー作です。
フォークっぽい歌を聴かせながらポスト・ロックに流れ込み、アコースティック・ギターでシガー・ロスの曲を演奏しているかのごとき音楽へと展開し、といった感じ? メンバーがそれぞれの楽器を自由に思い思いに演奏して、大きなキャンバスに壮大な絵を描いていくような演奏を聴くことができます。
今年(2022年)の年末に聴いて、どこに着地するのか分からない、不思議な空間に連れて行くミステリアスな雰囲気にヤラれたので取り上げました。聴き進めていってたどり着いた先にあったのは巨大な空洞だった……。
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