ユルい、しかし芯の通った、ファンキーとジャジーの隙間を行くジャズ・ファンク。全曲インストゥルメンタル。陽炎のようにユラりと揺れる乾いた質感の音が気持ちよく響き、そんな気持ちのいい音がゆったりとしたテンポで、ずっと同じテンションで続いていきます。
作者はプロのスケートボーダーとしても知られる(とはいっても、わたしにはミュージシャンというイメージしかないのですが)、サンフランシスコ出身のトミー・ゲレロ。ギター、ベース、ドラム、パーカッション、キーボードなど多くの楽器をゲレロ一人が担当しています。
少しクルアンビンっぽいところもあり、さらにはユルいトータス……、と言えなくもないような気もします。
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