多くのメディアで取り上げられていたり、高評価を受けていたりすると、このブログで取り上げる必要もないかなと思って、書くのをやめてしまうことがあります。イギリスのクリエイターであるフォー・テットことキエラン・ヘブデンが2020年にリリースしたこの作品も、そんな作品のひとつです。
ここで展開されるのは様々な色彩のきらびかやな電子音が舞い落ちる、ミニマル・ハウスやエレクトロニカからアンビエントを軸にした、ため息が出るほどに美しい電子音楽。これまでのフォー・テットの歩みを凝縮したかのようにドラマティックな展開が何度も押し寄せ、心は幻想の世界へと導かれます。
数年後、代表作と言われるようになるかもしれない作品。これからフォー・テットの音楽を聴いてみようという人にもちょうどいい作品だと思います。
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