ネオ・ソウルの美しさやなまめかしさと、エリオット・スミスを思わせるやや暗いフォーク・ソングが結びついたような音楽。ボン・イヴェールっぽいところも少々? モデルや俳優としても活動するオースティン・アンダーソンなる人物を中心とした4人組バンド、スロウ・ホロウズの3作目のアルバムです。
少し暗いトーンの心地よい音の波が静かに押し寄せて、そして去っていく曲の中に、ささやくようなアンダーソンのヴォーカルが乗っていきます。ゆったりとくつろいで聴くことができて、気持ちを高揚させる瞬間も訪れる、静かに燃える炎のような歌が続いていく、そんな作品です。
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