すべての曲がそうではないのだけども、ハウスに振り切った! そんな印象を受ける、アメリカのアーティストであるトロ・イ・モワことチャズ・バンディックの通算6作目となるアルバム。チル・ウェイヴとドリーム・ポップ、そしてハウスやディスコ・ファンクが混ざり合った音楽を展開しています。
いやー、素晴らしいです、これ。個人的にはこれまでのトロ・イ・モワのアルバムの中でもっとも好きかもしれません。何年後かに自分の感覚が変わっているかもしれないので、もっとも好きかも、という表現にしておきます。
何が好きかと言えば、子供っぽいやんちゃな部分を見せつつ、ちょっとコミカルな部分も見せつつ、それでも最終的にはクールでスタイリッシュでスマートな音楽に仕上げているところ!
体を動かす、しなやかに躍動するダンサブルなリズムがあり、心を潤すメランコリックないいメロディがある、歌って踊るアルバム。……とでも言っておきましょうか。ロック好きから、ダンス・ミュージック好きまで、みんなで歌って踊ろう。
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