ルードボーイによるインストゥルメンタルのレゲエ、そしてダブ……、とでも言ったところでしょうか。ギターやキーボードは妖しく揺らめき、ベースは低音域をうごめくように鳴り、ドラムは終始クールにリズムを刻む。ワルいヤツらが演奏しているかのような雰囲気を感じます。
そんなこの作品はジャマイカ出身の名ベース・プレイヤー、アストン・バレットがボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのメンバーとして世界ツアーを行っていた、1971年から1982年の間にジャマイカで録音した音源を集めたもの。
ワイルドでゴツくてイカツい、そういうレゲエが好き、という人に好まれそうな作品です。また、これはボブ・マーリーのみならず、数多くのアーティストを支えた、アストン・バレットの理想のレゲエなのでしょうか。
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