このトリップ感とチルアウト感……。南国に浮かぶ孤島にでも連れていかれるかのよう。そんな地に導くのはドイツのビートメイカーであるWun TwoとHubert Daviz。これほどまでに脱力したユルいインストゥルメンタルのヒップホップを作るビートメイカーがいるドイツってのは、いったいどういう国なのでしょうか。
音楽のスタイルとしてはジャズとソウル、それからボサノヴァなのか何なのか、南国っぽい音楽を取り込み、ヒップホップに落とし込んだといった感じ。何度も録音を繰り返して劣化したのか、はたまた、膜にくるまれたのかしたようなローファイな音がやさしく響いています。
そして全体にそこはかとなく漂う南国フレイヴァー……。そのフレイヴァーが南国へと誘います。流されましょう、導かれましょう、音に……。
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