心地よい陶酔に、そして官能に……、さあ、おぼれましょうか……。カナダ出身とデンマーク出身の男性2人からなるライが奏でる、温もりに溢れたソウル・ミュージックがあたたかいまどろみの海へと……、導いてくれます。
ドラム、ベース、キーボード、ギターなどといった楽器の必要最小限の音で構成された曲が並び、一音一音の音の響きが妙になまめかしく、エロティック。音の数が少ないがゆえに音のなまめかしさが際立つのでしょうか。
そしてどこか気だるいメロディをしっとりと歌い上げる、中性的な歌声は肌ざわりがよく、心をやさしく慰撫するかのよう。この音楽を前にしたら、どんな荒れた心もなぐさめられそう。
なめらかな絹にそっと触れるような、そんな体験を思い起こさせる音楽。どうぞごゆるりと……、ライの音楽はそう語りかける……、かも。
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