MCのメッドとブルー、ビートメイカーのマッドリブによるユニットのEP作品。なかなか出会うことができなさそうな、鬼才3人、我が道を行く……といった趣のヘンテコな音楽を展開しています。
モクモクとしていてザラッとした質感の音、粗く太いビート、中近東あたりの雰囲気を感じるメロディ……。いかにもマッドリブといった感のある、そんな音たちで構成されたトラックはワールド・ミュージック・ミーツ・ヒップホップといったところでしょうか。
2曲目「ジャングルズ」でラップ(トースティング?)をしているブラック・シェイクスピアは、スライ・アンド・ロビーのベーシストであるロビー・シェイクスピアのいとこのようです。
ブラック・シェイクスピアのラップが入ると、曲の雰囲気がダンスホールっぽくなるので、それがこの音楽を説明するときにワールド・ミュージックという言葉を使いたくなるところでもあります。
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