ファンキーでタフなヒップホップ、程よく甘さを含んだ色気のあるソウル/R&B、そして楽し気なジャズ! これらの音楽が流れてきては去っていく、めくるめく展開にうっとり……。
ヒップホップやジャズの世界で大活躍するドラマーのクリス・デイヴが演出するショウの世界。ここにあるのはそんな世界であるように感じます。洗練されていてゴージャス、しかしBボーイっぽさと言いますか、野性味と言いますか、そういうヒップホップっぽさもしっかりとあります。
テンションを上げたり下げたり、ラジオのMCみたいな音声を入れたり、インタールード的な曲を挟んだりしていて、とても凝った構成になっているのが特徴。入れ代わり立ち代わり演者が登場する、華やかなショウが展開されているかのよう。狭いアパートの一室で聴いても、ゴージャズな気分になれるのではないでしょうか。
これはDJミックスと言っていい音源だとは思うのですが、DJミックスと言い切ってしまっていいものかどうか……という作りなのも事実。これはラジオを聴く感じで聴きましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿