1曲以外はケイトラナダがプロデュースした曲で構成された、ケイトラナダの実の弟であるMC、ルー・フェルプスによる作品。プロデューサーが異なる1曲はどの曲なのでしょうか。情報が見つからず、分かりませんでした。
プロデューサーが誰なのか分かってから聴くと、ああ、たしかに、と感じるケイトラナダらしい曲が並んでいます。弾むドラムとビコビコしたベース、宙を舞うキーボードが絡み合うディスコ・ファンク風の5曲目「ホワット・タイム・イズ・イット?」なんかが最も分かりやすい。
ドッパーン、ドッドッパーンみたいな、いかにもヒップホップらしいリズムをそれほど持ち込まず、華やかなソウルやファンクを取り込んだトラックが中心。フェルプスはそういったトラックに軽~く言葉を乗せ、いい具合に力の抜けた作品に仕上げています。ルーペ・フィアスコのデビュー作を思わせるフレッシュさも。
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