宙にフンワリと浮き上がるような、コズミックな電子音に彩られたインストゥルメンタル・ヒップホップ。……と言えるのですが、ここにある音楽はヒップホップとエレクトロニカ、そしてジャズが交差する位置で鳴っているかのよう。そんな音楽を展開する日本人ビートメイカー、Arµ-2のEP作品です。
音の質感はローファイなヒップホップによくある感じのものなのだけれど、リズムが何やら変則的。本来鳴るはずの位置を微妙に外した位置でドラムが鳴っている……のかな? そのリズムとコズミックな電子音が穏やか、かつ愉快に戯れています。
0 件のコメント:
コメントを投稿