これはいい夢を見させてくれそうな作品。聴き進めていくにつれて、徐々に心地よい渦の中に飲み込まれていく感覚を覚えます。ウトウトしているときのぬくぬくとしたあたたかさを帯びた音……、その音に包み込まれるかのよう。
日本人ビートメイカー、カラクサ・ビーツのこの作品で展開されているのは、そんなビート・ミュージック。ズブズブと沈み込んでいくビートとゆったりとたゆたうウワモノのフレーズが重なり合い、進んでいくごとに少しずつ深みに導いていきます。
3曲目までは何だかイントロのよう。スタジオ・ジブリの映画のサウンドトラックのような、4曲目「グッド・タイム」(個人的にはこの作品の中で一番好き!)からスイッチが入って、そこから心地よいまどろみの中へ……。
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