深く沈みこむ厚みのあるビートと華やかなイルミネーションのようなきらめきを放つエレクトロニクスが鮮やかに交錯する、ロシアのビートメイカーであるAKEEDROによる作品。
ヒップホップと80年代のディスコ、そしてディスコ・ハウスを織り交ぜたビート・ミュージックを展開しています。ヒップホップのビートメイカーが作るディスコ・ファンク……といった作品に聴こえなくもないかな。
1分台の短めの曲が中心で、テンポよく、そして小気味よく、曲がつながっていく構成になっています。少しテンポをユルめたり、つっこんだりしながら、ほんの少しの酩酊感を漂わせつつ、最後まで一気に聴かせます。
ディスコから抽出した甘さやロマンティックな香りを散りばめ、色気のある曲に仕上げているところもいい! もちろんブラック・ミュージックらしい黒さもある。ヒップホップとハウス、ディスコのちょうど真ん中にいるような音楽です。
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