2016年3月20日

この手のこじゃれたジャジーなヒップホップはいつ聴いてもいいもの ~then that broke up By ONEHALFHUMAN~


これまたジャジーなこじゃれたインストゥルメンタル・ヒップホップ!  このブログで一度取り上げたことのあるアメリカのビートメイカー、ONEHALFHUMAN(ワンハーフヒューマンと読むのかな)の作品です。

冒頭の転がるピアノのフレーズからこじゃれた空気を漂わせます。全編に渡ってピアノやサックスからギターなどによるジャジーなフレーズ、そしてヴォイス・サンプルをうまく絡めながら、ステキな世界を描いていきます。

アナログ感のあるあたたかい音が、ゆったりとしたリズムを刻む脱力したビートの上に乗っていくさまに耳を傾けていると覚えるのは、太陽の光の下でまどろむような感覚。天気のいい午後の音楽に聴きたい、そんな音楽です。

大人びたおしゃれな雰囲気ではなく、Bボーイの感性があるとも言える、子供っぽいむじゃきな感じが出てきているのがヒップホップらしいというか、ストリート感があるというか。そういうところがあるのがいい! 充実作でございます。



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