いつも気持ちのいい太いビートを聴かせてくれる日本人ビートメイカー、ヨウタローの新作です。ここでもスタイルは変わることなく、2000年以降のビート・ミュージックを通過したブーム・バップ……、といったおもむきの音楽を展開しています。
全体の雰囲気はほんわりとあたたかく、ジャズから引っ張ってきたクールなメロディやソウルのレコードからサンプリングしたようなメロウなメロディ、そしてヒップホップらしいワイルドな展開を挟み込みながら進んでいくという作りです。
ユラりと揺らめくような酩酊感が何よりも心地よく、それと同時にヒップホップが持つワルさやストリート感も漂わせていて、そんなところもまたいい!
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