これはもう大変心地よい! あまりの心地よさに眠くなってしまうほど。ドイツのビートメイカーであるBluestaebのライヴ音源です。
ジャズとソウル、ファンクをそれぞれ同じぐらいのバランスで取り込み、それをヒップホップ/ダウンテンポ/ブレイクビーツの中に注ぎ込んだ……、といった感じの音楽を展開しています。
とはいえ、ちょっとしたところにラテンなのか、ブラジリアンなのか?といった風のピアノがあったり、民族音楽風のヴォイス・サンプルが挿し込まれたりして、おやっと思わせる展開があります。
ヒップホップらしい重めのビートがあり、ワイルドな雰囲気を漂わせつつも、チルアウトの要素はたっぷり。そして程よくメロウ。また、いい流れで曲が切り替わっていくので、ゆったりとしたテンポであっても決してだれない。
簡素と言えるほど音数が少ない、静かな夜を描いたような音楽です。夜、自分の部屋でボーッとしながら聴くのにちょうどいいのではないでしょうか。
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