思わず小躍りしたくなってしまいますね、これ。ファニーで愉快な雰囲気の楽しいジャジー・ヒップホップです。怒り狂っている人の表情もユルめてしまいそうな、ユル~くスイングする古いスイング・ジャズとヒップホップを絡み合わせた感じ?
作者はイギリスのJack CCというビートメイカーなのか……、MCなのか……。どちらか分からないのはとりあえず置いておきましょう。冒頭で聴こえてくる、何だか気の抜けたサックスの響きと、楽しげな女性シンガーの歌声からして、もう最高。まったりと、そしてうっとりとさせてくれて、その上、躍らせてくれます。
ネタにするジャズが独特で、他のビートメイカーがそれほどネタにしないような古めかしいジャズを参照しています。バンドキャンプのページに“オールドスクール・ジャズ”と書いてあるのを見て、なるほどこれはいい表現だなーと思いました。この言葉がよく似合う作品です。
ラップが入っている曲が3曲と、その曲のインストゥルメンタルが3曲。全6曲で構成されています。楽しく踊りましょう。
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