天気のいい休日の午後にこれを聴いたら、気持ちいいはず! 今日は日本全国どこも天気が悪いと思いますが……、天気のいい日に聴きたくなるアンビエント、もしくはポスト・クラシカルといった感じの作品を紹介します。
ジンガポール在住のマルチ・インストゥルメンタリストである、ファズ・リーによるエリントシーカー名義の作品です。ジャズっぽくも、ブルースっぽくもある、ギターを軸にした曲が中心。
クリーン・トーンのエレキ・ギターとアコースティック・ギターを使っていて、そのギターの音の数は多くもなければ少なくもない、ちょうどいい音の数できれいなメロディを奏でています。このメロディにハッとさせられる瞬間が何度か訪れます。心を洗うようなギターの音。これが何よりもいい!
そしてそのギターにゆったりと流れる電子音やピアノ、フィールド・レコーディングで採取した音が寄り添っていく……。そんな作りの曲が並んでいます。歌が入るところもあり、その歌のメロディがまたいいんです。
気持ちのいい風が吹く、静かな草原を想起させる音楽です。休日の午後に聴いていたら気持ちよくなって寝てしまいます。午睡のお供にもぜひどうぞ。
プロフィール
エリントシーカー(elintseeker)はシンガポール在住ファズ・リー(Fuzz Lee)によるソロプロジェクトである。楽曲構成、サウンドデザイン、音の静寂、即興的なギター奏法、音響操作、グリッチノイズ、フィールドレコーディング等は、彼の日常生活における様々な感情を明瞭に音楽で表現している。小さな一筆で絵画を制作する画家のように、楽曲は制作されている。
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