ヒップホップらしいヤサぐれた感じを出しつつ、ちょっとチルアウトっぽいな~と思わせる瞬間を忍び込ませる……。このバランスがいいのではないでしょうか。カナダで活動しているという日本人ビートメイカー、CRДMの『NEW TYPE』ではそんなビート・ミュージックが展開されています。
中音域を抜いたような(?)、あえてチープに仕上げたと思われる、ローファイかつスモーキーな音がヤサぐれた雰囲気を生んでいます。危険な香りが漂う深夜の路上を想起させる、この音がかっこいい! ヴォイス・サンプルの使い方もばっちり決まっています。
ワルいチルアウト・ミュージック……、なんていう意味が分かるような分からないような言葉が似合う気がする作品です。これはドラッギーというのかな……?
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