2015年6月10日

ボビー・ハッチャーソンの曲をヒップホップに仕上げたら? ~Bobby Hutcherson - Session Vol​.​10 by The Beatfonics Crew~


ボビー・ハッチャーソンといったら、ヒップホップ系のビートメイカーやDJにとても人気があるジャズ・ヴィブラフォン奏者です。いろいろな曲がサンプリング・ソースとして使われていますし、ヒップホップのDJが作ったジャズのミックスCDなんかにも多くの曲が使われています。

これはそんなボビー・ハッチャーソンに敬意を表して制作されたと思われる(?)作品です。リミックス集なのか、ボビー・ハッチャーソンの曲をサンプリングして作った曲をまとめたものなのか……? 詳細はよく分かりません……。

The Beatfonics Crewなるイタリアのレーベルからリリースされていて、そのレーベルに所属するクリエイターによる曲で構成されています。落ち着いた大人の男の色気とでも言いますか、そんな雰囲気のジャジーなインストゥルメンタル・ヒップホップが中心です。

よく手入れされた使い込まれた古い家具のような、ヴィンテージ感のある落ち着いた音であるのと同時に、ヒップホップらしいワイルドなところもあります。ヴィブラフォンやピアノ、ホーンの音の響き方がセクシー。



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