前回紹介したオールウェイズ・プロパーなるレーベル。やっぱり、このレーベルは今後チェックしていかなくてはならないようです。このレーベルに所属していると思われるemuneというアメリカのビートメイカーによる、今回紹介する『1993』も心地よい深い暗闇の中へと連れて行ってくれました。
音楽的にはヒップホップを軸にして、ダウンテンポやチルアウトのテイストを取り込んだインストゥルメンタルです。ノスタルジックでおだやかな雰囲気、これがこの作品を心地いいものにしているように感じます。自分の好きななつかしい場所に帰ったかのような、そんな心地よさを覚えます。
そしてリリカルなメロディを奏でるピアノやホーンとヴォイス・サンプルの絡み合いがいい! 特に2曲目のイントロの部分や4曲目にある、映画かドラマのセリフ?からサンプリングしたようなヴォイス・サンプルの入れ方が好きです。
どの曲も雰囲気がよく、ゆったりとまったりとした気持ちにさせてくれます。あくまでも淡々と冷静に進んでいくところなんかも、家で日常的に聴くにはぴったりではないかと思います。ボーッとしながら、ボンヤリとしながら、耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
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