2015年2月26日
Pawcutが聴かせるメランコリックなビート・ミュージック ~Smoke Break EP By Pawcut~
ドイツのヒップホップ・レーベルであるレディオ・ジューシーから、またいい作品がリリースされているので紹介します。Pawcut(何と読むのでしょう?)なるビートメイカーの『Smoke Break EP』です。
これ、Pawcutの最新作ではありません。最近リリースされた『Maverick』という作品が最新作です。なので、紹介するのが遅くなった感があります……。まあ、それはいいでしょう!
『Smoke Break EP』ではレディオ・ジューシーらしいと言っていい、ヒップホップとダウンテンポを混ぜ合わせた音楽を展開しています。そしてメランコリックな雰囲気を色濃く漂わせているところが大きな特徴です。
メランコリックな雰囲気を色濃くしているのは、ところどころで聴こえてくるジャズっぽいピアノのフレーズ。このピアノのフレーズがいい! ドラムがそれとは真逆のそっけないと思うほどシンプルなので、ピアノのフレーズがよりくっきりと浮かび上がっているように思います。
この路線の曲をもっと聴いてみたいと思ったのは6曲目「Dictator Limp」です。転がるようなピアノのフレーズと、脱力したというか……、すっとぼけたというか……、そんなサックスのフレーズの絡み合い、心地よいヴァイブスを生んでいます。
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