“EN Tokyo”の新作が出ていると思ったら、“EN Kyoto”でした。EN Tokyoは某有名音楽雑誌に取り上げられたほどなので、説明の必要はないだろうと思いつつ、改めて説明しておきます。
EN Tokyoとは……
神保町で開かれる参加型ビート製作イベント。
参加者の”縁”で集まったビートメイカー達が、神保町近辺のレコード店でネタを漁り、美学校のアトリエに用意された簡易スタジオで、サンプリングし、ビートメイクをするイベントです。
このEN Tokyoが京都で開催され、それゆえにタイトルが『EN Kyoto』になっているというわけです。今回は京都や奈良のビートメイカーも参加しています。開催場所は変わっても、変わらずにかっこいいビート・ミュージックを聴かせています。
湿り気のあるのったりとしたビートがかっこいい1曲目から、それとは対照的にカラッと乾いたビートと、すっとぼけた感じのピアノがもつれあう2曲目へ……。この冒頭の2曲の流れがいい! ここでわたしのハートはキャッチされました。
他に好きな曲を挙げると、3、4、8、13、14曲目あたりです。この5曲に共通しているのは古いジャズを下敷きにしたようなヒップホップというところか?
そして他の曲ももちろんかっこいい。日本のビート・ミュージック・シーンの未来は明るいなあ……、と思いながら聴いています。
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