ビートメイカーであり、ドラムやキーボードをプレイするマルチ・インストゥルメンタリストでもあるアメリカ人アーティスト、DJハリソンが新しいビートテープをリリースしていました。上のジャケットを見てください。ヤサぐれています。そして音もヤサぐれています。
倉庫に置いてあった古いカセットテープを聴いているかのような、バサバサとしたラフな音が聴こえてきます。ホコリにまみれた音を聴いているかのよう。不穏な雰囲気を漂わせるヤサぐれた音です。
音楽的には泥臭いソウルやファンクを絡めたインストのヒップホップ。ワルいヤツが作ったヒップホップといった感じですね。重く湿った空気を感じながら、犯罪のニオイがする真夜中の路上を歩く……、そんな光景を想起させます。
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