2014年5月2日
美女の音楽 ~Ana Tijoux live in Berlin // eNtR extended~
少し前に渋谷のタワーレコードで、アナ・ティジュというチリのフィメールMCを見つけました。ジャイルス・ピーターソンやレディオヘッドのトム・ヨークが絶賛しているとのことです。このMCのかっこいいライヴ映像を見つけたので紹介します。2013年6月にベルリンで行ったライヴの映像です。
アメリカや日本のヒップホップに慣れきった耳で聴くと、かなりエキゾチックな、そしてオルタナティブなヒップホップに聴こえます。スパニッシュなギター(この認識は合ってる?)がアンサンブルの中心になっているのがとても新鮮。
アメリカのヒップホップを聴いていると、ドラムが叩き出したビートの上に声を乗せていっているように聴こえますが、このライヴでのアナ・ティジュはギターの上に声を乗せていく感じです。歌とラップをしなやかに、軽やかに行き来し、混ぜ合わせる歌唱が鮮やかに決まっています。
日本ではワールド・ミュージックにカテゴライズされそうなヒップホップではあるのだけど、フージーズであるとか、ルーツ・マヌーヴァやスピーチ・デベルなどと同じニオイを感じます。
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2014年リリースの最新アルバム『ベンゴ』に収録されている「ベンゴ」
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2012年リリースの2作目のアルバム『ラ・バラ』に収録されている「サカール・ラ・ボス」
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