2014年9月30日

ボノボのライヴ・アルバム『ザ・ノース・ボーダーズ・ツアー』が楽しみになる映像 ~Bonobo : Prelude - Kiara [Live]~


イギリス出身のクリエイターであるボノボが10月6日にリリースするライヴ・アルバム『ザ・ノース・ボーダーズ・ツアー』のDVDの映像がアップされていました。リリースが待ち遠しくなる、かっこいい映像です。

まろやかなヴァイオリンのフレーズで始まって、リズムがグッと立ち上がったときの高揚感といったら! いやー、気持ちいい! DVDをすべて通して見るのが楽しみですね。

『ザ・ノース・ボーダーズ・ツアー』はCDとDVD、ブックレットがセットになった豪華な作りになっているようです。



※こちらの映像は『ザ・ノース・ボーダーズ・ツアー』の映像ではありません。


2014年9月29日

カット・ケミストによるアフリカ・バンバータの音源を使ったDJミックス? ~Mix By Jimmy By Cut Chemist~


アフリカ・バンバータの音源を使ったDJミックスでまちがいないと思います。この音源の説明が英語で書いてありまして、わたしは英語が得意ではないので、“……と思います”という書き出しになってしまいました。

作者はジュラシック5のメンバーとして活動し、ソロでも活動するDJ/プロデューサーのカット・ケミスト。曲をつないでいく普通のDJミックスとは作り方が異なるように思えるので、DJミックスという表現が正しいのかどうかはっきりと分かりません。

普通のDJミックスのように曲をつないだというより、いろいろな音を混ぜ合わせたかのよう。オールドスクール・ヒップホップとハード・ロックっぽいギター、そして不気味なエレクトロが混ぜ合わされています。

ヒップホップがヒップホップというジャンル名を与えられていなかった時代、ヒップホップはこんな感じだったのでしょうか? そんな音源を聴いている感覚を覚えます。ザラザラとした質感の音と全体に漂うワイザツな雰囲気がかっこいい。



2014年9月28日

wuntwo & flofilzによる波のように揺れる心地よいビート ~wuntwo & flofilz - venice~


wun twoとflofilzという2人のドイツ人ビートメイカーのコラボレイトによる曲がアップされていました。心地よい波のように揺れるユルいビートとロードムーヴィーを思わせる映像がいい感じにマッチしています。

この2人による曲はこの1曲しかアップされていないようです。1曲ではものたりないですね。正式な作品のリリースを楽しみに待ちましょう。





2014年9月27日

日常に寄り添う穏やかな音楽 ~Find Your Sense by Little Phrase~


心地よい風が吹く草原にいるような、眠りと目覚めの中間にいるような……。山口県山口市を拠点に活動する5人組のバンド、リトル・フレーズの2作目『ファインド・ユア・センス』はそんな気持ちにさせる作品です。

ポスト・ロックを軸にして、アンビエントやエレクトロニカのテイストを加えた音楽を展開しています。トータスとハルカ・ナカムラ、坂本龍一、アグラフが共演したらこうなるかも……と言えるかな。

ポスト・ロックのバンドにありがちな技巧に走るところはなく、微妙にニュアンスの異なる音やシンプルなメロディを重ね合わせていってできあがった音楽です。バンドのメンバーが奏でる音と電子音、フィールド・レコーディングで取り込んだ音をバランスよく混ぜ合わせています。これらの音の中から浮かび上がってくるピアノやギターのメロディもとてもいい。

日常に寄り添う音楽というのがあって、この作品もそのひとつです。人力による音とマシンによる音、そして自然の音という、普段の生活の中で聴こえてくるあらゆる音を使って、鮮やかな景色を描く……。そういう音楽が並んでいるからこそ、日常に寄り添う作品に仕上がっているのだと思います。

リトル・フレーズ プロフィール
山口県山口市を拠点に活動中する、橋本敏英(Guitar)、河野史孝(Bass)、津波拓樹(Drum)、松村竜也(VJ)、橋本崇広(Guitar, Sythesizer) からなる5人組バンド。ポストロック、アンビエント、エレクトロニカ、ポストクラシカルなど、様々な音楽的要素を含ませており、その上で普遍的に響くサウンドを追求し続けている。2007 年に橋本兄弟を中心に結成され、2009 年にNOVEL SOUNDS からファーストアルバム"landscape" リリース。ウェブ、雑誌などで取り扱われ、国内外のアーティスト、リスナーから評価を受けた。また、坂本龍一、Urrich Schnauss、Ametsub 等も参加したKeith Kenniff (Helios, Goldmund) の企画するコンピレーションへの参加など複数のコンピレーションにも参加するほか、主題曲を提供した映画「螺旋銀河」はドイツで行われた海外最大規模の日本映画祭「ニッポン・コネクション」で「ニッポン・ビジョンズ・アワード」を受賞するなど音楽界以外でも功績を残す。



2014年9月26日

ジャジーでソウルフルないぶし銀のヒップホップ ~Tangerine Avenue by Strangers Of Necessity~


アメリカ・アイオワ州のヒップホップ・デュオ、ストレンジャーズ・オブ・ネセサリーの『タンジェリン・アヴェニュー』がリリースされました。少し前にこの作品に収録されている曲を試聴したときから楽しみにしていた作品です。思ったとおりのいい作品に仕上がっています。

アートワークがシブければ、音もラップもシブい。いぶし銀のジャジー・ヒップホップ、ソウルフルなヒップホップとでも言ったところでしょうか。ちょっとやんちゃなところを見せつつ、落ち着いた雰囲気を漂わせています。後半の浮遊感のあるジャジーなトラックが個人的には特に好きです。

曲の最初の部分に曲の導入となるフレーズを入れたり、曲の最後の部分に次の曲へのつなぎになるフレーズを入れたり、インタールードを入れたり……、というように全体の流れを考えた作りになっています。ヴィンテージ感のある音が心地よい、いい意味で落ち着いて聴くことができるヒップホップ・アルバムです。