2019年3月30日
休日のビート・ミュージック/インストゥルメンタル・ヒップホップ ~Thank you By H E R B~
ソウルとジャズを加えた、おだやかでやさしいビート・ミュージック/インストゥルメンタル・ヒップホップ。エレクトロニカっぽい音も少々……。サウンドクラウドの曲を聴いていて、見つけました。アメリカ・コロラド州在住と思われる、H E R Bというビートメイカーの曲です。
ゆったりとしたテンポ、キラキラと輝きながら静かに舞い落ちる電子音、朗らかな雰囲気のサックスの音、ちょっとジャジーなテイストのギター……。こういった音が折り重なっていきます。
この文章を書いているのは土曜日。休日です。特に予定のない休日に合うかもなと、そんなことを思いました。次の休みの日はこれを聴いてボンヤリしてみてはいかがでしょうか。
2019年3月24日
これぞジャパニーズ・メロウ・ヒップホップ ~KINŌ By maco marets~
スモール・サークル・オブ・フレンズの東里起プロデュース。……ということを知ってから、これを聴くと、たしかにスモール~に近い! スモール~を思わせるカジュアルなヒップホップを展開する、マコ・マレッツ(2019年で23歳?だと思われます)なる日本人MCの通算2作目となるアルバムです。
ラップは鼻歌まじりで語りかけるように、軽~く歌うように。トラックはドラムやベース、ギター、キーボードといったオーソドックスなバンド編成の音を基調にして、ちょっとブルージーな雰囲気を漂わせています。
トーストとカリカリに焼いたベーコン、目玉焼きが映ったジャケット。これは朝食でしょうか? ということは、このアルバムから感じる心地よさは休日に寝ぼけたまま朝食を食べているときの心地よさ……、なのでしょう。次の休日の朝に聴いてみたら、ハマるかも。
2019年3月16日
サザン・ロックからディスコ・ファンクやファンキーなソウルへ? ~SOMEWHERE By Curly Giraffe~
最初の音を聴いて、おやっ、これ、ホントにカーリー・ジラフ?と思った人は多いのではないでしょうか。カーリー・ジラフはGREAT3の元メンバーである高桑圭のプロジェクト。このプロジェクトではアーシーなサザン・ロックやブルースっぽい音楽を演奏しているイメージでしたが……。
2019年4月24日リリース予定のアルバムに収録されるというこの曲では、ディスコ・ファンク、もしくはファンクが入ったソウルといった趣の音楽を展開しています。
弾むリズムと軽快なギターの音が混じり合った音は心地よく、カーリー・ジラフの甘い歌声は相変わらずいい雰囲気。ふくらみがあると言いますか、丸みがあると言いますか、そんなメロディもとてもいいです。
カーリー・ジラフの「My Dear Friend」、好きです。
2019年3月13日
心地よいまどろみに導くドリームポップ、そしてバレアリック ~I LOVE YOU - EP By deadbundy~
まずは何よりも表題曲の「I LOVE YOU」がいい! ドリーム・ポップ、もしくはエレクトロニック・ソウルといった風の曲調を軸にして、甘くゆったりとしたムードを漂わせながら、間奏でキーボードがこじゃれたジャジーなフレーズを聴かせたり、ハウスっぽいダンサブルなリズムを聴かせたり……、といった作りの曲です。
心がフワッと浮き上がるような、体が心地よい春の日差しにあたためられているような感覚を覚えます。そんなこの曲はアメリカの鍵盤奏者である、ウェルドン・アーヴィンの曲のカバーとのこと。そしてこのEP作品は日本人トラックメイカーのDJモーティヴのバンド、デッドバンディによるものです。
「I LOVE YOU」以外にはバレアリックやダウンテンポという感じの曲が並んでいます。どの曲もあたたかく心地よい雰囲気を持っていて、春を迎えようとしているこれからの季節によく合いそうです。このEPにあるのは春の眠りのような心地よさ……。
2019年3月7日
様々なエレクトロニック・ミュージックを軽やかに行き来し…… ~LEMONADE - EP By Orancha~
おだやかなダウンテンポと思ったら、ジャズ・ファンクっぽいノリの軽快なハウスへ、そしてジャジーなブレイクビーツへと……。そんなふうにして表情をころころ変えながら進んでいくEP作品。
作者は福岡を拠点に活動するCOLTECOというバンドのメンバーである、サトウショウゴ。この人物のOrancha名義による作品です。軽く、クールに、スタイリッシュに仕上げているところが、何ともニクイ!
2019年3月6日
しっとりとしたビートが心地よさを運んできます ~snapshots By oatmello~
リリカル・ビート・ミュージック、あるいはブレイクビーツ? ……とでもいったところでしょうか。ゆったりとしたテンポで流れる、しっとりとした質感の心地よい音、そしてジャズやフューチャー・ソウルを絡めたこじゃれた雰囲気を持った、いい雰囲気の曲が並んでいます。
作者はoatmelloというアメリカのクリエイター。良質のアンビエントやエレクトロニカに通じる、気持ちのいいチルアウト感があり、やすらぎの時間を与えてくれます。
2019年3月5日
どこまでも美しいアンビエント・ミュージック ~Living air By Norihito Suda~
幸せな音が、汚れのない清冽な音が、ずっと続いていく……。そんなアンビエント・ミュージック。1985年生まれ、京都在住の日本人クリエイターであるノリヒト・スダがサウンドクラウドにアップしていた曲です。
同じような音が続く約25分間。その時間のすべてが美しい。そして音がほんのりとあたたかいところもいい。聴き終わるころには心が浄化されているかもしれません。無料でダウンロードできるので、ぜひ聴いてみてください。
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