冒頭からうっすらと漂う和の香り。ちょっと前の日本……、昭和の時代のなつかしい日本を想起させるような……、そんな香り。そしてローファイと表現する類の音とは違う、セピア色の写真のようにあたたかみのある音が特徴的。
日本人ビートメイカーのタジマ・ハルがここで展開するのはそういう雰囲気のインストゥルメンタル・ヒップホップ。チルアウト感のある、心地よくレイドバックした空気を含んだ音が耳をふわっと包み込みます。リラクゼーション・ダブという音楽があるのなら、これはリラクゼーション・ヒップホップとでも言おうか?
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