2014年5月31日

ナイトメアズ・オン・ワックスの新作がリリースされます! ~Nightmares On Wax - N.O.W. Is The Time~


ジョージ・エヴリンのソロ・プロジェクトである、ナイトメアズ・オン・ワックスの新作が6月16日にリリースされるようです。新作とは言っても、過去の曲や未発表曲、リミックスなどをまとめた、コンピレーション作品とのこと。

その新作に収録されている曲を使ったミックスがアップされていました。10分という短い尺のプロモーション用のミックスです。無料でダウンロードできます。ミックスを担当したのはスコットランドのDJデュオ、オプティモの片割れであるJD・トゥイッチ。

エレクトロニカやダウンテンポ、そしてハウスなどを軸にして、ヒップホップやダブ、ソウル、ファンクを取り込んでいくナイトメアズ・オン・ワックスの音楽をサラッとまとめています。ナイトメアズ・オン・ワックスをまったく聴いたことがない方は聴いてみてください。

この短いミックスでもじゅうぶんにナイトメアズ・オン・ワックスの音楽のゆったりとした心地よさを感じることができると思います。夏前にリリースされるというのがまたいいですね。このミックス、夏っぽくないですか?



2014年5月30日

呪術的……、神秘的……、そんな歌声 ~Yasmine Hamdan: NPR Music Tiny Desk Concert~


少し前にこのブログで取り上げたレバノン出身の女性シンガー、ヤスミン・ハムダンのライヴ映像がアップされていました。この“NPR Music Tiny Desk Concert”というシリーズのライヴは、アットホームな雰囲気のライヴが多いのですが、ヤスミン・ハムダンのライヴにはそういう雰囲気が希薄です。

ギターが淡々と同じフレーズを反復し、目に見えない何かと交信するかのように歌うヤスミン・ハムダン。呪術的というか……、神秘的というか……、そんな雰囲気が漂っています。この独特な雰囲気は何と表現すればいいのやら。



2014年5月29日

高原を吹き抜けていく風のような音楽 ~First Aid Kit performing "My Silver Lining" Live on KCRW~


スウェーデン・ストックホルム出身の姉妹デュオ、ファースト・エイド・キットのライヴ映像がアップされていました。ファースト・エイド・キットは今年のフジロックへの出演が決まっているので取り上げます。

フォーク・ソングやカントリーをベースにした、高原を吹き抜けていく風のような音楽。フジロックのフィールド・オブ・ヘヴンが似合いそう。凛とした雰囲気があるように思うのは私だけ? 2人のヴィジュアルもいいですね。



2014年5月28日

もう寝る時間なので…… ~Jamie xx - Sleep Sound~


もう寝る時間なので、この音楽を聴きましょう。ザ・エックス・エックスのメンバーでもある、ジェイミー・エックス・エックスがつい最近リリースしたシングル作『ガール』に収録されている「スリープ・サウンド」です。

妖しげなミニマル・ハウス、あるいはポスト・ダブステップといった感じでしょうか。ダンサブルなテイストがありながら、冷え冷えとした感触を残しているところがいいですね。淡い色合いのヴィデオもいい感じです。



2014年5月27日

日本の『セカンドハンド・シュアショッツ』? ~Time is a Thief by EN Tokyo~


5ドル以内で中古レコードを買って、トラックを作る、という企画の模様を収めた『セカンドハンド・シュアショッツ』なる映像作品が数年前にリリースされました。デイデラス、ノーバディ、J・ロック、ラス・Gというロサンゼルスを代表する4人のビートメイカーが出演し、彼らがレコードに関するうんちくを語りながらレコードを買い、トラックを作る……、この様子は見ていてとてもおもしろいものでした。

東京の神保町で毎月行われているという“EN Tokyo”なるイヴェントは、日本の『セカンドハンド・シュアショッツ』と言えるのではないでしょうか。このイヴェントは“参加者の縁で集まったビートメイカー達が、神保町近辺を中心にレコードでネタを堀り、美学校のアトリエでビートメイキングするイベントです”とのこと。

そして今日取り上げる『Time is a Thief』は“EN Tokyo”によるコンピレーション・アルバムです。ダウンテンポ/チルアウト寄りのインストゥルメンタル・ヒップホップといった感じの音楽が収められています。CRДM、Youtaro、matatabi、Arµ-2などの日本のビートメイカーから、Bluestaeb、Melodiesinfonie、Khryoなどといった海外のビートメイカーも参加しています。

このコンピレーション・アルバムの内容がいいのはもちろんのこと。ネタ掘りからトラック制作、完成までを1日で終わらせる、海外のビートメイカーとも交流し、ひとつの作品としてリリースする、こういうことをやる身軽さがいいですね。ロサンゼルスのビートメイカー、マッドリブがこんなことを言っていたのを思い出しました。

“30分以上かかることはないよ。普通は5分くらい。時間がかかったことは一度もないんだ。とにかく作って、できたら次に移る。次、次、次ってな感じで。で、1曲5分が限度って感じかな。それがヒップホップってものだ。わかるだろ?”

マッドリブが言うように素早く、身軽に、直感的に作ることがヒップホップの本質であるのであれば、“EN Tokyo”はヒップホップの本質を突いているのかも……。

※“EN Tokyo”の模様はこちらのサイトに詳しく書いてあります。
※“EN Tokyo”のホームページはこちら